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2011年12月31日 (土)

111231ダイヤモンド富士山(霞ヶ浦環境科学センター)

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久しぶりにダイヤモンド富士山を見に行ってきました。今日のダイヤポイントは茨城県環境科学センターです。年末のお休みに入っているのでセンターは閉館していますが,前庭は柵も無く自由に入れました。

4時頃に現場に着くとすでに20人ぐらいの人が三脚を立てていました。私も端の方に三脚を広げることができました。しかし,薄雲が広がりあまり条件は良くありません。富士山の姿も見えません。地平線の上に雲が広がっています。
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日が沈んだ後も富士山の姿ははっきり見えませんでしたが,穏やかな年の暮れでした。

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どうぞよいお年を。

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2011年12月11日 (日)

皆既月食111210

今回の皆既月食は,始まりから終わりまで高度の高いところで見られるので観望には最高の条件!といわれています。ならば!と思いカメラを構えてみました。

21時35分 半影食が始まっています。左隅が少し暗いです。薄雲が広がっていて心配です。(画像はクリックで大きくなります。)
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21時58分 部分食が始まっています。
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22時12分
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22時20分
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22時55分
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23時25分 皆既中です。
地球からの反射で赤銅色に輝く月は,何とも神秘的です。
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オリオン座と皆既中の月
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月の明かりでかすんでいた星座も,皆既になり月の明かりが減光すると輝き出しました。

300mmの望遠レンズをつけたカメラを三脚で固定して,ほぼオートで撮っても何とか写るものですね。

おまけ。同様にして撮った木星です。ガリレオ衛星が写っています。
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2011年12月 3日 (土)

ミミズク土偶 ~つくば上境旭台貝塚発掘調査現地説明会~

Imgp0181_2ミミズク土偶と呼ばれる土偶があります。その姿がミミズクのようだからということのようですが…まあどう見てもサザエさんのように見えてしまうのですが(^_^;)

縄文後期から晩期(およそ3000年前)にかけて関東地方を中心につくられた土偶で,不思議な髪形,耳には大きな耳飾り,そして顔や髪が赤く塗られていることが多い。そんな土偶の完形体が市内の上境地区から発掘されたということで,現地説明会に行ってきました。

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雨のため発掘現場での説明は無く,事務所&作業小屋での出土品の展示と説明がありました。20畳ほどのプレハブ小屋の中には100人を超す人が入り,みな熱心に説明を聞いていました。

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説明では,この貝塚は,食料とした貝や獣骨のほか不要となったモノを捨てた「ゴミ捨て場」としての機能だけでなく,土偶や石棒,土製の耳飾りの出土,数度にわたって火を焚いた痕跡があることなどから何らかのまつりごとが行われた可能性があるということでした。

また土偶がほぼ完全な形で出土することも大変珍しいそうです。次にこのミミズク土偶に出会う時は,ガラスケース越しかもしれません。

土偶の顔をよく見ると赤く着色されていたことが分かります。(針で突いたような穴の中に赤い色が見えます。)
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土偶が全て女性をかたどったモノであること,血や生命を意識する赤で着色されていることなどをみると,文字の無い時代の縄文の人々の精神世界を垣間見るような気がします。

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