気象研究所鉄塔解体工事110123
久しぶりに気象研究所の鉄塔解体現場を見てきました。なんと!鉄塔に取り付けられていたクレーンは取り外され,地上にクレーン車がいます。これからは,このクレーン車で切られた鉄塔を降ろすのでしょう。それにしても,高さが足りないようにも見えますが,きっとのびるのでしょう。
この写真を撮って,自宅に帰って新聞を眺めていたら,23日(土)に作業員の方が鉄塔から転落して亡くなったと言う記事がありました。これはショックです。
以下,「茨城新聞」の記事(2011年1月23日)です。
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22日午後1時50分ごろ、つくば市長峰の気象研究所敷地内にある地上約50メートルの気象観測用鉄塔上で解体作業をしていた東京都福生市志茂、建設会社員、森田成年さん(43)が転落し、頭を打って死亡した。つくば中央署が事故原因を調べている。
同署によると、森田さんは午後1時ごろ、同僚2人と鉄塔に昇り、解体作業を開始。ガスバーナーを使って作業中、命綱のナイロン製のロープ(長さ1・7メートル、太さ1・5センチメートル)が切れて転落した。現場では鉄塔の骨格となる3本の鉄塔柱(直径約30センチ)を切断し、クレーン車で地上に降ろす作業が進められていた。森田さんは、クレーン車でつり上げるため柱に穴を開ける作業をしていた。
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なんとも残念な事故です。ご家族のことを思うと胸が痛くなります。
ただただ,ご冥福を祈るばかりです。そして,2度と事故が起こらないで解体作業が無事終了することを願います。
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コメント
そんな事故があったんですか…
御冥福を祈ります。
命綱、どんなロープだったんでしょうか。
ザイルのようなものだったら、かなりの荷重でも切れないと思うのですが…
残念ですね…
投稿: ロッキー | 2011年1月27日 (木) 15時02分
命綱が,その役目を果たしてないなんて,恐ろしいですね。
耐用年数とか劣化度の点検とかすのだと思うのですが。
43歳ではまだ小さなお子さんとかいるのかなぁ。
投稿: 平左衛門 | 2011年1月29日 (土) 00時15分