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2010年8月24日 (火)

湯俣温泉から高瀬ダムへ

今日は七倉に置いた車に戻ります。平らな道を4時間ほど歩きます。

時間的に余裕があるので,帰る前に晴嵐荘から15分ほど川上にある,川原から温泉が出ているところに行ってみました。

晴嵐荘の前の吊り橋を対岸に渡ります。
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ほとんど水平な道を行くと発電所があります。発電所の脇を抜け,もう一つ吊り橋を渡ると神社がありました。そこからロープを伝って川原におります。すると…
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川原からもくもくと水蒸気があがっています。

足下の川原を見ると,石で囲いが作られているところが幾つかあります。今までの来訪者が作った湯舟?のようです。
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水底を覗いてみると,ポコポコと温泉がわき出しているようです。
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手を入れてみると,熱くてとても入れそうにありません。
もっと川の水が入り込んでそうなところを探します。手をいれていい湯加減の所を探しますが,ちょうどいいと思った所の5cm隣は火傷しそうに熱いです。いい場所を見つけないと,入ってもお尻が火傷しそうです。

少し時間をかけて水と湯の調整をしないと入れそうにありません。川原の湯舟に入る気満々で来たのですが,そこまでの時間がありません。残念ながら足だけ入れてみることにしました。
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晴嵐荘に戻って高瀬ダムをめざします。
ほとんど水平な道ですが,今日も右膝の痛みは続きペースが上がりません。本当に参りました。
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それでも約2時間30分,最後に900mある高瀬トンネルをぬけるとやっとダムの天端です。
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画像左の尾根がブナ立尾根,右に見える石積みがダムの堰堤です。

ちょうど指定タクシーがブナ立尾根から下りてきた登山者2名を乗せているところでした。膝の痛みがなければあと1時間ぐらい歩いても平気なのですが,目の前にタクシーを見ては思わず同乗させてもらえないかと声をかけてしまいました。運転手さんから「後のお客さんに1,000円渡してください」ということでした。一人で乗ると2,000円なので,待たずに乗れたしラッキーでした。

七倉で降ろしてもらい,無事自分の車まで戻ることができました。
帰りに大町温泉の「薬師の湯」に入って汗を流しました。どこにでもある日帰り温泉施設でおもしろみはありませんが,入浴料が600円と手ごろな値段なのと,施設にはずれる心配が少ない点でこういった施設は便利です。

計画がずれたり,反省すべき点が多々あったりしましたが,久しぶりの北アルプスの3000mの稜線はやはり素晴らしかったです。準備や計画をしっかり立てて是非再訪したいものです。
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