気象研鉄塔解体工事始まる
つくばにそびえる気象庁気象研究所の高さ213メートルの「気象観測用鉄塔」の解体工事が始まるようです。
現場を鉄板で囲い,場内の草刈りをしていました。
鉄板が回ってはもう近づけないと思い,工事関係者にお断りして写真を撮ってきました。
2人目の子どもが生まれるまで,この鉄塔近くのアパートに住んでいました。どこかに出かけてこの鉄塔が見えてくると,「ああ,つくばに帰ってきたな」と思います。自分の生活の風景の一部になっているものが無くなってしまうのは寂しいですね。
一方であんなに大きなものをどうやって解体するんだろうという興味もあるのですが。
足場を組んで上から壊していくんでしょうかね?
上まで届くようなクレーンがあるのでしょうか?もしかしてヘリコプターを使う?
根元から一気に倒す!なんてことは絶対になさそう。
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コメント
共同通信社配信の記事を転載させていただきます。
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つくばの観測鉄塔、消える 気象研究所で35年の歴史
解体される方針が決まった気象庁気象研究所の「気象観測用鉄塔」=12日、茨城県つくば市
筑波研究学園都市(茨城県つくば市)にそびえる気象庁気象研究所の高さ213メートルの「気象観測用鉄塔」が、夏までに解体される方針が決まった。新しい観測技術確立で役割を終え、35年の歴史に幕を下ろす。
鉄塔は1975年完成。地表との摩擦で風が乱れる構造や、大気と地表との熱交換などを調べるため、10~50メートルごとに観測機器を設置し気温や湿度、風向・風速などを測定。台風の中心付近で、上空の強い気流が積乱雲の下降気流で地上へ運ばれ、局地的な強風が吹く構造などを突き止めた実績がある。
地上からの電波で上空の風向や風速を測る「ウインドプロファイラ」などの技術確立に伴い、昨年1月で観測を取りやめていた。
つくば市ではランドマーク的存在。同市で営業するタクシー運転手寺田博さん(53)は「夜は航空障害灯がぴかぴか光って目印になる。東京タワーがなくなるほど大げさな話ではないが、解体は寂しい」と話した。
2010/04/14 05:40 【共同通信】
投稿: 平左衛門 | 2010年7月10日 (土) 22時26分
「気象研の鉄塔」でGoogle検索したら早くもこの記事が3番目に出てきました。
CMに出演しただけあってGoogleから気に入られてますねえ!
鉄塔の内部にはエレベーターがあるという話を聞いたことがありますが基部は階段なんですね。
間近から気象鉄塔の構造を捉えた貴重な写真ですね。
投稿: 元一の矢 | 2010年7月10日 (土) 23時54分
エレベーターの話は私も聞いたことがあるので
確認したかったのですが,どうやら階段の上に
あるのでしょうか。
それにしても基部は意外ときゃしゃなので驚きました。
鉄塔から伸びる腕に風向・風速計が見えますね。
気象研は環境研や産総研などと比べると比較的敷地内
に入ることにゆるやかな施設だったのですが,さすがに
鉄板が回っては近づけません。
解体の作業に注目していきたいです。
投稿: 平左衛門 | 2010年7月11日 (日) 11時09分