鎌倉のトビ
仕事で鎌倉に行ってきました。昼休みに,少しぶらぶらと長谷周辺を歩いてみました。
高徳院(大仏)の入口に,おもしろい看板を発見!
「なんだ,大仏を眺めながらお弁当を広げていいんだ!」と言う話ではなく,「トビ」の方です(^^;)
鎌倉や江ノ島の海岸線を車で通ると,上空にトビの姿をよく目にします。海岸でお弁当を広げていると襲われると言う話を聞きます。
私の知人も,江ノ島の防波堤の上でお弁当を広げていると「風に飛ばされた黒いジャンパー」がお弁当の上に飛んできたので,「汚れちゃうよ」と思っていたら,ジャンパーは塩鮭をつかんで空高く去っていったそうです。
そもそもは,人間がエサを与え,それに味を占めたトビがお弁当を狙うようになったようです。以前,鎌倉のタイワンリスの記事を書きましたが,動物と人間の関わりについては,根は同じような気がします。鎌倉は観光地・住宅地ですが,海も近く,緑もたくさん残っているところです。それだけに人間と動物の距離が近く,いろいろとトラブルも起きているのでしょう。
野生動物とのつきあい方を人間はもっと真剣に考えないと,双方にとって不幸な出来事が頻発してしまうように思います。
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コメント
里山の復活が話題になりはじめてしばらく経ちますが、上手く境界線を引いていた人間と野生動物が接触することによって引き起こされる事故には、心が痛みます。
毎年秋、射殺される熊や猪の報道に、平さんのおっしゃるような「真剣な姿勢」で望めば、こうならなかったんじゃないかと感じる人は少なくないと思います。
平さんの記事を読んで、次世代へそういった価値観を伝えて行かなければならないと、改めて感じました。
投稿: ロッキー | 2009年10月27日 (火) 08時12分
そうですね。人間の方で配慮していかないと。
野生動物との遭遇なんて,素敵だなと思うのですが
双方の命や財産が絡むとそうも言っていられないですね。
我が家の野生動物との攻防は,せいぜいゴ○○リぐらいなものなのですが。
投稿: 平左衛門 | 2009年10月28日 (水) 17時42分