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2008年9月 6日 (土)

ショウジョウトンボ

Syoujyou2平地の池や水田,用水路などに広く分布し,都市公園の池などでもでも見かける機会が多いトンボです。
ナツアカネなどが秋にならないと身体が赤くならないのに,このトンボは真夏の内から真っ赤なのでとにかく目立ちます。オスは縄張り意識が強いらしく,水面上をパトロールするように飛んでいたり,決まった場所に停まっていたりする姿をよく見ます。

「ショウジョウ」って何だろうと思っていたので調べてみました。漢字で書くと「猩々蜻蛉」です。
すごいHPを見つけました。「珍獣の館」の中の「山海経動物記」です。そこから引用させていただきます。
「ショウジョウは日本では能にもなるほど有名な生き物で、その姿についてはいくつかの異説がある。姿はサルのようだとも、ブタのようだとも、まれにイヌのような姿だとも言われる。その毛色は赤く(黄色いという説もある)髪の毛は長い。四足だとも後足で立って歩くともいい、知能は高くて人の言葉を理解する。」
「中国ではオランウータンのことを猩々(しょうじょう)と呼んでいる。もちろんオランウータンは実在の生物だが、伝説のショウジョウとイメージが似ているからそう呼ばれているのかもしれない。あるいは、オランウータンがもでるになって、ショウジョウの伝説が生まれたのかもしれない。」(長々と引用させていただきましたが元文はこちら

なるほど。胸のあたりのモコモコした感じは,確かに獣のようです。Syoujyou1

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コメント

へ~、猩々って、赤い獣のことだったんだ。こわいよ~。
猩々で思い出すのが、『猩々紅葉』最初から赤い色の葉っぱのモミジですが、何で、“猩々”って名前が付いているのだろうと思っていましたが、猩々の毛色は「赤」という説明で、なるほど、色のことを言っていたのだと合点が行きました。でも、何も“獣”のイメージの色じゃなくても“赤”を表現する色はいくらでもあるのに、あえて“猩々”を使うことの疑問が生まれてしまいました。
このトンボは、色といい、獣を連想させる姿といい“猩々”をつけるにふさわしい気がしますね。

投稿: ちゅいろ | 2008年9月 7日 (日) 09時21分

ショウジョウモミジ 初めて聞きました。
確かになぜショウジョウなのでしょうね。葉に毛が生えてるとか?なわけないですかね。
トンボとの共通点は,初めから(成熟する前から)赤いと言うことでしょうか。
ショウジョウバカマ(猩々袴)という花がありますが,あれもなぜショウジョウなのかと思いました。赤と言うよりピンク色だと思うのですが。

投稿: 平左衛門 | 2008年9月 7日 (日) 19時02分

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