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2007年9月23日 (日)

ヒガンバナ

070922higanbana1_2  何とも不思議な花です。
  夏の終わりから秋の初めにかけて,高さ30~50センチの花茎が葉のない状態で地上に突出し,その先端に5~7個前後の花がつきます。開花後長さ30~50センチの線形の細い葉をロゼッタ状に出しますが,翌春になると葉は枯れてしまい,秋が近づくまで地表からは姿を消してしまいます。開花期には葉がなく、葉があるときは花がありません。
070922higanbana2_2  名前も不思議です。
  秋の彼岸ごろに開花することに由来するらしいですが,別の説には,これを食べた後は「彼岸(死)」しかないという説ものもあるそうです。
  全草に毒があり,特に鱗茎にアルカロイドを多く含む有毒植物。墓地や田畑の畦(あぜ)に多く生えているのは,ネズミ,モグラ,虫などがその鱗茎の毒を嫌って避けるように人手によって植えられものが多いらしいです。また,一方で鱗茎にはデンプンが多く含まれるために,水に長時間さらし毒を抜けば食用にもなり,飢饉の時の食用にするために畦に植えられたらしいとか。
人の生活に密接に関わってきた植物なのですね。

 最近は見る機会も少なくなりましたが,子どもの頃は今頃の季節よく見かけました。その名前といい,色といい,毒があるという話しといい,その形といい,子どもながらにもちょっと独特の雰囲気のある不気味な花という印象がありました。

曼珠沙華咲いてここがわたしの寝るところ 山頭火

 最も白いヒガンバナもあるそうで
070922higanbana3こちらは近くの花壇に植えられていました。
ずいぶん印象がちがいますね。

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コメント

筑波には白彼岸花が多いんですかね?
筑波大図書館にも生けてありました。

地元の京都では赤しか見たことありません。

投稿: さかな | 2007年9月23日 (日) 14時10分

実は私も白いヒガンバナは,初めて見ました。
つくばに多いと言うことはないと思うのですが…
園芸用として白花のものが流通している
と言うことではないかと思うのですが。

投稿: 平左衛門 | 2007年9月23日 (日) 19時08分

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