つくばちびっ子博士2007その1
つくば市教育委員会の主催で,小中学生を対象に夏休みから9月にかけて「つくばちびっ子博士」という事業が行われています。今年で9回目だそうです。(つくば市教育委員会生涯学習課のWEBはこちら)
つくばちびっ子博士は,「つくばちびっ子博士パスポート」を持参し,市内各研究機関等で行う展示やイベント等を見学・体験するスタンプラリーです。 スタンプの数によって「博士(6ヶ所以上のスタンプ)」「優秀博士(12ヶ所)」「最優秀博士(18ヶ所と作文)」に認定されます。おそらく!?「最優秀博士」は認定授与式で,江崎 玲於奈 名誉委員長から認定証が渡されるのではないかと思います。
ということで行ってきました。
常時公開している施設もあれば,この事業に合わせて公開しているところ,この時期に特別一般公開日を設けているところなど様々です。意外と土日やお盆の時でも公開している施設が多く驚きました。
筑波大学ギャラリー朝永記念室・白川記念室などもあるのですが,一番馴染みがあるのはこのコーナー。記念品の鉛筆をもらって大喜びの姉妹。
高エネルギー加速器研究機構 次の日本人ノーベル賞は,こちらの施設関係者から?父の勝手な憶測などおかまいなく「超伝導加速空洞」にむけてヤッホーの図。
国立公文書館つくば分館
科学技術関係の施設が並ぶ中の変わり種。しかし,なかなか凄い所でした。(国立公文書館のWEBはこちら)
よくアメリカの公文書館から30年前のCIAの極秘文書が公開されて,歴史の裏側が明らかに…などと話題になることがありますが,日本の公文書館はつくばにあったのです。東京北の丸に本館があるのだそうですが,手狭なためほとんどの資料が「つくば分館」にあるそうです。
例えば「日本国憲法 御署名原本」! 歴史の教科書や資料集で見た御名御璽のある本物がつくばにあるのだそうです。(しかも,市の中心部から外れたゴミ焼却場のクリーンセンターの反対側にあるなんて。)以前から「つくばにある」と聞いてはいたのですが,実際その場に行ってみると実物は見られなくとも感慨がありました。
他にも「大日本帝国憲法」や玉音放送の原稿,教育基本法,あるいは「徳川家康朱印状」など,国の公文書や政府が集めてきた資料などがザクザク収蔵されているそうです。閣議の議事録とか諸外国との密約とか,日本の歴史をひっくり返すような物が眠っているかも。 子どもたちが喜んだのは,ここで行われていた「和とじ体験講座」でした,糸と針を使って和紙の製本をさせていただき小さなノートを作りました。妹など,ほとんどスタッフの方がやってくれるのですが,それでも完成すると大喜びでした。
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