« 子どもスキー考(用具調達編) | トップページ | サザンカ »

2007年1月 6日 (土)

子どもスキー考(指導編)

 子どもをスキーに連れて行こうと考えて… 用具と宿は確保できたので,後はどうやって教えるかが課題となりました。
 これは,スクールに入れて教えてもらうことでカミさんとも意見が一致していました。おそらく親が教えると感情的になり,行き着くところは“根性と気合い”になってしまうことが目に見えています。
 それに,「補助なし自転車練習」での経験から,滑れるようになるにはコツがあり,それを楽しく子どもに伝える指導法があるはずです。残念なことに,私にはそのノウハウがないので,やはりプロにお願いすることにしました。
 用具と言い,スクールと言い,お金に羽が生えているように飛んでいきます。トホホ

 さて初日。スキー場に7時30分頃に着くと駐車場はガラガラでした。それもそのはず,雪が少なく,オープンしているのはメインの中級コース1本のみでした。おまけに風も強く,コンディションは良くありません。もっとも,今日が初めてのスキーなので,リフトが動いていようがいまいが関係ありません。
 早速,スクールに申し込むと,姉はジュニアクラス(小学生 半日2時間3,000円),妹はキッズ(未就学児 半日2時間4,500円!)でした。1日4時間のコースを選ぶと多少割安になりますが,集中力が続かないだろうと思い半日にしました。
 始まって1位時間ぐらいは,板を脱いで歩いたり,片足だけ付けて歩いたりと,板やエッジの感覚を覚える練習をしていました。その後,板を付けてプルークの姿勢をとって,滑って止まる練習をしていました。かれこれ1時間たつ頃には,滑ったり止まったりしながら結構長い距離を滑ることができるようになりました。
  お昼近くになると,風が強くなりリフトも運休になってしまったようです。我々も宿に引き上げることにしました。車を駐車場から出そうとすると,料金所で「今日はお金は結構です」おまけに「リフト招待券」2枚をもらってしまいました。うれしくて「いやぁ~スキー場の経営も大変だねぇ」などと人の懐の心配までしてしまいました。

 2日目は,2人の娘とも昨日よりも一つ上のBクラスに入りました。Bクラスは,緩斜面で曲がることを習うようです。
 練習が始まると,ずっと見てるのも疲れるので,親も適当に滑りに行きました。昨日と同じで中級のコースしか開いていません。マシンで作っているせいか,雪がとても堅く,転ぶと痛そうです。
 娘たちの練習している所に戻ってみると,体重移動をして何となく曲がりながら30mぐらいの緩斜面を滑っていました。昨日よりは,さすがに安定した滑りです。2時間はあっという間にたってしまいました。最後にインストラクターの先生が「本当ならリフトに乗って初級のコースを滑りたかったのですが,今日は動いていないので残念でした。明日は,動くと思うので,ぜひ乗せて色々な斜面を経験させください」と,おっしゃっていました。
  リフトが動いていなくては仕方がないので,もっと滑りたいとせがむ娘たちを説き伏せ宿に帰って,温水プールに入りました。

  3日目。今日は,初級コースのリフトも動いています。スクールに入りたい!とせがむ娘たちを「今日は練習して,次に来た時に入った方が上手になるよ」と説得して,親子4人で滑りました。ある程度滑れるようになっていれば,私でも教えられるだろうと思いました。
  ところが,娘たちのスピードの速いこと速いこと。プルーク姿勢のまま斜面に入り,ターンしないのでどんどん進みます。体重が軽いので思ったよりは,加速しないのかもしれません。カミさんは,完全に置いてきぼりです。
  初めは,ターンの練習をさせて,スピードのコントロールをさせようなどと思っていたのですが,本人たちはスピードを怖がらないので,気持ちよくたくさん滑らせた方がいいのではないかと思い,好きに滑らせました。

  我が家の娘たちは,親のひいき目で見ても運動神経がよくありません。身体を動かすこともそれほど好きではないようです。小1の姉は,未だに縄跳びの後ろ跳びができないし,学校の持久走大会でも後ろに10人はいませんでした。
  そんな子でも,2時間の講習を2回受けると,初級コースとはいえゲレンデの上から下まで滑ってしまうのですから,子どもが身体で覚えていく力はすごいものです。
 そして,もう一つ上達の秘訣は教え方にあるような気がします。スキーの先生は,厳しく叱らないのはもちろんですが,常に楽しく!を心がけているように見えました。少しでもできれば,一緒に喜んでハイタッチしたり,大げさに褒めてくれていました。
 私がスキーを始めたときには,2日目から急斜面の上に連れて行かれて,びびっているとポールで押されたものですが… あっ!だから未だに下手なのか (^^;)

|

« 子どもスキー考(用具調達編) | トップページ | サザンカ »

コメント

我が家の娘2人も今年からスキーをはじめました。長女は特に運動音痴ですが、何とかスキークラブに入ってパラレルもどきができるように…。本人は唯一のできる?スポーツとして気合入れているようです。お互い頑張りましょうね。

投稿: dondon-mama | 2007年1月11日 (木) 17時12分

DONDON-MAMAさん こんにちは
今年初めてで,もうパラレルですか!すごいですね。
本当に運動音痴なんですか?滑っている日数が半端じゃないのでしょうか。
Blogを覗かせていただくと答えが分かるかなあ。

投稿: 平左衛門 | 2007年1月11日 (木) 22時09分

こちらのブログに引越ししたばかりなので未完成ですが、よければ遊びに来てください。とりあえずすごい運動音痴です(笑)

投稿: dondon-mama | 2007年1月13日 (土) 09時16分

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 子どもスキー考(指導編):

« 子どもスキー考(用具調達編) | トップページ | サザンカ »