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2006年9月 7日 (木)

お母さんが子どもの頃は…

上の娘と風呂に入っていると、居間で下の娘がカミさんに叱られていました。すると、上の娘言い出しました。

娘 「お母さん、怒ると長いからね」
私 「へぇ~」(おお!その通り)
娘 「わたしを怒るときにさぁ『お母さんがあなたぐらいの時には…』って
   よく言うんだけど、今は昔とちがうんだよね」
あまりにその言い分が的を射ていて、げらげら笑ってしまいました。
思いがけない言い分だったので、学校や児童館で上級生あたりが言っていたのかとも思いましたが、そうでもないようです。
私 「今度叱られたときに、今は昔と違うよ!って言ってみたら?」
娘 「ダメー (>o<) よけい怒られちゃうよ」

げらげら笑ってしまいましたが、娘がそんなことを考えているなんて、ちょっとした驚きでした。娘の成長を感じてうれしくなるとともに、やはり娘なりに感じることがあるのだとドキッとしました。
思春期教育や健康教育で、県内で今最もアクティブに活躍されているお医者さんから、まったく同じお話を聞いたことがあります。「『お母さんが子どもの頃は…』なんていっても、反感を買うだけですよぉ」と。

上の娘は、小学校に入学してもうすぐ半年。まだまだ幼いと思っていましたが、幼いなりに小さな心はいろんなことを感じているんだなぁと思います。それがとても愛おしく感じる反面、親の思いがうまく伝わるのか、どのくらい受け止めてくれるのか不安に感じたりもします。

カミさんに劣らず、ずいぶん理不尽なしかり方をしている父としては、いろいろと考えさせられた夜でした。

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コメント

そうですね、この手の比較論は、いつまでも続く物なんでしょう。

論語なんか、「昔は良かった、それに比べると今の人はもう、世も末だ」のオンパレードですよね。

みんな、昔の自分は偉人のごとく立派にしてしまいます。
かくいう私もかくのごとしですが。

投稿: ロッキー | 2006年9月 8日 (金) 08時06分

>思春期教育や健康教育で、県内で今最もアクティブに活躍
>されているお医者さん
女医さんですよね。私もお話をうかがったことがあります。
楽しくためになるお話でした。

真偽のほどは分かりませんが、ピラミドの中にも
「今の若い者は…」っていう落書きがあるとかないとか。
5000年も前から言われてるんですね。

投稿: ぽんぽこ | 2006年9月 9日 (土) 10時03分

ロッキーさん ぽんぽこさん
まとめレスで失礼します。

年齢を重ねるにつれ
「まあ,先輩の意見も一つの考え方として聞いておこう」
なんて考えられるようになりましたが,
若者はそうはいかないでしょうね。
それが,若者でしょうし。

ピラミッドの話は,笑えますね。
誰が書いたのかな?工事関係者?盗掘者?
実は,ギザのピラミッドには行ったことがあるんですよ。

投稿: 平左衛門 | 2006年9月 9日 (土) 13時40分

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