ツバメのねぐら観察会
稲敷市(旧桜川村)浮島 妙技の鼻でツバメのねぐらの観察会がありました。
ツバメは、春、南の国から渡ってきて、人家の軒先等でせっせと子育てをします。そして、巣立ったツバメたちは、せっせとエサを食べ栄養を蓄え、秋の渡りにそなえます。そのために、夏の間安心して夜を過ごすことのできる大きなヨシ原が必要です。
今回訪れ“た妙技の鼻”は霞ヶ浦周辺でも最も広いヨシ原が広がているそうです。約40haだそうで,だいたい小学校の敷地40校分だそうです。そのため集まるツバメの数も多いとか。かなりの範囲から,ここに集まってきているのではないかというお話でした。逆に言うと,それだけアシ原が減ってきていると言うことのようです。
まず最初に,明るいうちに現れたのは,スズメの群れです。次に現れたのは,ムクドリの群れです。(上の画像がムクドリです。)なかなかの数で,参加者から歓声が上がります。ツバメの大群への期待が高まります。野鳥を観察したり秋の虫を探したりしながら,さらに暗くなるのを待ちました。
かなり薄暗くなった頃,ツバメたちがやってきました。アシ原ぎりぎりに飛び回っています。寝床を探しているのか,エサをとっているのか分かりませんが,だんだん数も増えてきました。
残念ながら空をおおいつくような大群には遭遇できませんでしたが,それでも(おそらく)数千羽のツバメの姿を見ることができました。
しっかり栄養をつけて,南の国へ元気に渡っていって欲しいなぁと思いました。
| 固定リンク
この記事へのコメントは終了しました。
コメント