手賀沼の花火大会
昨晩は手賀沼の花火を見に行ってきました。カミさんの友達の家が手賀沼の近くにあり,ベランダから花火が大迫力で見られました。
しかし,帰りが大変でした。車は混むだろうと思って電車で行ったのですが…
午後8時30分に花火が終わり,9時頃友人宅をおいとましました。予想していたのですが,我孫子駅では入場規制をしていて,駅前のロータリーから大渋滞でした。少しずつ列が流れるうちに,まず上の子どもからネムネム光線が出てきました。仕方なく抱っこすると,当然下の子も抱っこの催促です。
娘を抱きかかえたまま身動きもとれず,ぼーっとあたりを見回していると,ロータリーの車道を駅舎方面に歩いていくカップルがいます。あれれ,と見ていると駅の階段下付近から列に紛れこんでしまいます。よく見ていると,そんなカップルが何組もいました。みんな若いカップルでしたが,1組だけ親子づれがいました。あの親は,列に並ばないことを子どもになんて説明するんだろう?
列が進んで,目の前に割り込んできたら,ひとこと言ってやろう!なんて思っていましたが,その機会もなく10時前に構内に入ることができました。下り列車の座席はほぼ満席でしたが,席をつめていただき座ることができました。人の温かさに触れ,先ほどのもやもやが消えました。
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コメント
花火大会、大変でしたね。
お疲れ様でした。
最近、マナーとかルールとか、社会規範を守らない(知らない)親の世代が目立ちますね。ご憤慨、当然です。
ただ、日本は今、社会階層の分裂する重要な時期にいるものと思っています。
収入や社会的地位ばかりではない、上中流と、下流の分裂です。
「下流社会」という本で書いてありましたが、愛読書なども親から子供へ大きく影響を受けて行くそうで、私は個人的に、将来、階層によってスラングなどの俗語を含め、会話が通じなくなるんじゃないかと思っています。
アメリカ的と言えばそうですが、寂しいですね。
投稿: ロッキー | 2006年8月 7日 (月) 07時23分
ロッキーさん こんにちは。
「社会階層の分裂」ですか。確かにそうですね。
みんなが上を向いていた時代には,それほど気にもしないし
あからさまにならなかったのかもしれませんが,
今の社会状況は「分裂」の入り口かもしれませんね。
ひところ話題になった(今はもっと深刻?)
公立小学校の「学級崩壊」は,実はこの
「社会階層の分裂」もその一因ではないかと私は思っています。集中力の極端にない子ども,我慢することのできない子ども…家庭教育力の差が如実に表れているのではないかと思います。(もちろんそれが全ての要因ではないと思いますが)
実は『下流社会』机の脇の地層の中程に埋もれています。ぜひ読んでみたいと思います。
投稿: 平左衛門 | 2006年8月 7日 (月) 22時37分