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2006年8月24日 (木)

伊奈の綱火(高岡流)2

Tsunabiurasima1境内には,長さ約10mの柱を数本立て,その間を大綱と数本の小綱が張られています。かたわらに作ったやぐらに陣取った10人以上の人たちが、笛や太鼓の囃子にあわせ、綱を渡る人形を操って芝居を演じます。芝居が進むにしたがって,人形や周りに仕掛けられた花火に次々と点火されていきます。

例年,3つの演目が上演されるようです。今年は,「二六三番叟??」「浦島太郎竜宮入り海路の花園」 「空中大合戦??」でした。(1つ目,特に3つめは,よく聞き取れませんでした。
上の画像は,2つ目の「浦島太郎…」の準備をしているところです。左側に竜宮城が見えます。綱の調子が良くないようで,調整に時間がかかっていました。演目と演目の間は,次の準備のために10分から20分ぐらいかかるようです。その間に,奉納花火が次々と打ち上げられていました。

Tsunabiurasima3 2番目の演目「浦島太郎竜宮入り海路の花園」が始まりました。浦島太郎が亀に乗り竜宮城に向かいます。
見せ場は,浦島が亀から乙姫のところへパッと飛び移り,帰りにもまた亀に飛び移るところです。一瞬の動きに会場が沸きます。
Tsunabi2 Tsunabi3 

我が家は「浦島太郎…」を見たところで,引き上げることにしました。隣の席のおじさま方からは「最後のは,花火が派手でおもしれえょ」といわれましたが,子どもたちを風呂に入れたいし,帰りの渋滞にはまるのも嫌なので,残念ながら撤収しました。

ちなみに駐車場は,神社の北側の運送屋さん(?)の敷地をお借りして臨時の駐車場にしていました。神社まで徒歩5分ぐらいです。かなり広く(今年は)そこが満車になることはなかったようです。

「伊奈の綱火」は,国指定重要無形民俗文化財です。綱を使って遠隔操作で空中の人形を操り,また花火を使った巧みな演出は,その名にふさわしいものだと思いました。
しかし,もともとは質素な暮らしを送る農村の年に一度のハレの日だったのだと思います。今でこそ こうこうと照明で照らされていますが,200年・300年前の農民たちは松明の薄暗い明かりの中でどのような思いで中空に舞う人形を見ていたのでしょうか。

花火の派手さが目を引きますが,高岡地区の氏子の皆さんによって運営されている素朴でとても素敵なお祭りでした。

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