ホタルブクロ
子どもの頃,ホタルブクロはあこがれの花でした。
初めてこの花を知ったのは,小学校低学年の頃に読んだ『大きな1年生と小さな2年生』(著:古田 足日)という物語でした。
体は大きいけど泣き虫な1年生が,いつも面倒を見てくれる元気な2年生の女の子のために,一人で町はずれまでホタルブクロを探しに出かける…というような少年の成長のお話だったような。
話の面白さとともに,挿絵に描かれるホタルブクロが何とも魅力的でした。
そんなホタルブクロを初めて見たのは小学校5年生の時でした。夏休み虫取りに出かけた神社の裏手に咲いていました。ちょうど物語に出てくるような「お留守の神様」のような神社でした。虫取りもそっちのけで,何本か手折って急いで家にいる母親に見せに帰ったような記憶があります。
先日,娘たちと市の図書館へ行ったところ『大きな1年生と小さな2年生』を偶然見つけました。いまだに読み継がれていることを知りうれしくなりました。
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