すいすい補助なし自転車
午前中,近くの公園に自転車乗りに行ってきました。
昨日補助輪なしでもかなり乗れていたので,
「今日しっかり練習して,完全に乗れるようにしてしまえ」と親は思うのですが,本人の反応はいま一歩でした。
公園に着いて乗り出す段になっても「お父さん,しっかり肩もっててよ」と不安そうでした。
ところが,3分も乗らないうちに調子よくこぎ出して,父親や補助輪の付いている妹を置いてすいすい行ってしまいます。結局,一週約1kmの周回コースを5周も回りました。3周目までは走ってついていきましたが,後半は汗だらだらで足も止まってしまいました。
自転車の練習を始める時に,この自転車の練習はこの子にとっておそらく初めての試練になるだろう。でも「汗と涙と根性」で乗り越えて,乗れるようになったときには一回り成長しているに違いないと,父としては過剰に思いこんでいました。(自分の経験がそうだった!?)
しかし,小さなステップをクリアーしながら驚くほど短時間で乗れるようになってしまいました。不安そうに自転車にまたがっていた子が24時間後には,達成感と自信に満ちた顔で走る姿を見ると,「努力と根性」だけでなく,小さな「成功体験」が人を成長させるものなのか,と走り去る娘の背中を見て思いました。
公園のアジサイが小雨の中でひときわ美しく咲いていました。
| 固定リンク
この記事へのコメントは終了しました。
コメント