どんど焼き
先週末から今週末にかけて,田んぼ沿いの道を車で走ると,水田の中にワラで作った小屋や塔のようなものをよく見かけました。 どんど焼き・どんと焼き・鳥追い・アワントリと呼び方は,地域によっていろいろあるようですが,小正月(1月の7日から15日)の間にお飾りや門松を焚き上げ,その年の健康を願う行事が各地で行われます。
このどんど焼きの火で,書き初めの紙が高く舞い上がると字が上手くなるとか、この火に体をあてると若返る体が丈夫になる。また,この火で焼いた団子や餅を食べると病気をしない,尻をあぶれば長生きをするとか,火を神聖視する信仰が結びついて,さまざまな願いがこの火祭りに込められています。
しかし,この伝統ある行事も年々行われるところが少なくなっているようです。材料となるワラを確保し,それを保管し,ワラをくみ上げるための人手を集めて,お餅を手配してと…準備をされる方々のご苦労も多いようです。何とか続いて欲しいなぁと思うのですが…
我が家は,縁あってここ数年は取手市(旧藤代町)のどんど焼きに参加させていただいていましたが,今年は残念ながら行けませんでした。とっても残念!今年もきっと盛大に行われたことでしょう(写真は昨年のものです。)
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