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2006年1月26日 (木)

筑波山のブナ林

buna2 筑波山の標高750mから山頂部にかけて,ブナ林が広がっています。(東北地方に見られるような純林ではなく,ミズナラやシデ類との混合林です)

ブナは,日本の落葉広葉樹を代表する樹木です。全国的に見ると北海道から鹿児島まで広く分布している,冷温帯の代表的な樹木です。しかし太平洋側では、大規模な群落が発生せず,筑波山のブナ林は珍しいものです。

しかし,筑波山のブナは年々衰退していると言われています。
原因は,温暖化のせいだとか,山頂部に人が入りすぎているせいだとか,笹が茂りすぎていて実生が育たないだとか…いわれています。
詳しくは,「筑波山フォレストエイド(環境保全茨城県民会議)」や「郷土の自然 筑波山(環境いばらき)」をご覧下さい。

buna3ブナの実から苗木を育てるために,ブナの実拾いの活動に参加したことがあります。(筑波山周辺は国定公園内のために,勝手に動植物を採取することは,禁じられています)

写真は,2年前の秋に撮影したブナの葉と実を包んでいる殻斗(かくと)です。何年か続けて参加したのですが,残念ながら状態のいいブナの実を拾うことは出来ませんでした。写真の殻斗も中身は,からっぽでした。

ブナ林の衰退は自然現象であるので,そのままの推移に任せた方がよいとの考え方もありますが,衰退の要因は人為的要素が多いと考えられるので,私としては,何らかの対策が必要なのではないかと思っています。
その対策とは
 ○ ひとつは,筑波山にブナ林があり,
   今衰退の危機にあることを多くの人に知ってもらい,
   筑波山の自然に関心を持ってもらうこと
 ○ さらに,ブナ林そして筑波山の自然を守る行動へと
   つなげていくことではないかと考えます。

ぜひみなさんも筑波山のブナを見に行ってください。四季それぞれに美しい姿を見せてくれると思います。

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