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2005年11月23日 (水)

親と子の[よのなか]科

昨晩から,ちょっと身体がだるく風邪気味です。

谷田部神社の慰霊祭は今日だなぁとか,友人が行ってきたという筑波山のマル秘ルートとか,気になる事はたくさんあったのですが,結局家でゴロゴロしてしまいました。

買ったままになっていた「さおだけ屋は なぜ潰れないのか?」山田真哉(光文社新書)を読みました。確かにおもしろく読めました。ベストセラーになるわけです。経済音痴の私にもすっと読めました。身近な疑問から優しく会計の仕組みを説いていく手法は見事です。

以前にもこれと同じ思いをした本がありました。「親と子の[よのなか]科」藤原和博/三室一也(ちくま新書)です。ある親子の食卓での会話を例にして,日常の身近な話題から入り,物事を論理的に考えるクセを付けるための具体的な方法委を提示しながら,「学力」や「生きる力」の本質に迫る。と,カバーの紹介文に書いてありました。AMAZONのwebへ

藤原さんは,リクルートのフェローを経て,02年から杉並区の教育委員会参与に,現在同区の中学校の校長先生をされています。(いわゆる民間人登用の校長ですね)TBSラジオの朝8時台の番組にも出演されていたのでご記憶の方もいるのでは。[よのなか]の様々なコトどもを問い直し,「正解に早く到達するよりも,なぜ?と問うことの大切さを教える」よのなか科を提唱されています。

風邪気味のぼぉとする頭で,楽しいひとときを過ごしました。

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