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2005年9月13日 (火)

雑木林の危機 その1

つくば市には多くの雑木林が残されていることは以前にも書いたが,状況はかなり厳しい。

40年も前は,クヌギやコナラは燃料に使われ,枯れ葉は堆肥として使われていた。雑木林は,よく管理されていた。人の手が入ることで空間ができ,多様な生き物が暮らすことができた。しかし,雑木林の資源の利用価値が無くなると,人の手が入らなくなり,森が荒廃してしまった。そうするとシノやクズなど勢いのあるものにおおわれ,限られた生き物しか生息できなくなってしまうことになる。また,昔の様子を知る地主さんの高齢化が進み,ますます雑木林の管理が難しくなっている。

現在,市内のいくつかの雑木林はNPOやボランティアの方々が,地主さんから土地を借り受けて,下草刈りや落ち葉集め,植樹等が行われている。しかし,その数はわずかである。

つくば市の多くの住民がつくばの豊かな自然を残してほしいと願っているのではないだろうか。しかし,保全するための費用と労力をだれが負担するのかと言うことについては,あまり考えられていないと思う。豊かな自然を残してほしいと願う住民に,いま何ができるのかが問われているのではないだろうか。

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